100 残暑お見舞い申し上げます
残暑お見舞い申し上げます
今日は立秋、暑中お見舞い申し上げますと書こうかと思っているうちに、残暑見舞いになってしまいました。100回目だからと、あれこれ考えていたのですが、まとまらず、単なる近況報告になります。
今年は、庭の梅が6キロ以上取れました。
梅酒一瓶に梅1キロですから、何と梅酒六瓶分。
そんなに梅酒は飲まないし、一瓶でも持て余し気味なので、砂糖少なめの梅シロップに。一つ目は、4月から拾っていた小梅中心だったので、エグ味が出てしまいましたが、レモンを入れてごまかして、なんとか消化。残りの梅は、友人に教えてもらった通り梅ジャムにしました。種をとるのが大変でしたが、アク抜きしないで、お水と砂糖を足すだけで、手作り感満載の青梅ジャムの2瓶の出来上がり。今、ジャムも高くて一瓶1000円近くしますから、助かります。
さて毎日拾い、木から摘みとって、次々にできる梅シロップ、四瓶、五瓶目はシナモンやカルダモ、生姜、クローブ、胡椒などを入れたスパイス入りにして(なかなか美味)、水に混ぜたり、炭酸水で割って飲むととてもおいしいですし、豚の角煮を使ったら極上のお味でしたが、毎日というわけにもゆかず……
ダイエットが、いやいやそれよりも、この甘さは歯に良くないのでは、と気づきました。
ふと思いつき、200mlくらいをZIPLOCに入れ、豆乳を足して、シャーベットにしました。写真のものです。入れて凍らせて、半分くらい凍ったら、手でほぐすだけ。スプーンで混ぜるなんてめんどうなことはしません。うっかり凍ったら、麺棒で叩くだけ。でも沢山入れすぎて凍ってカチカチになると麺棒で叩いても固いですが、お水に放り込んで溶かしてやり直しもできます。コツはあまり多くいれず、薄めにすることかな。豆乳は牛乳でもいいようです。ちなみに100パーセントの林檎ジュースもZIPLOCに薄く入れて凍らせてみたら、これもなかなかでした。
さて、こちらはAIで作ったもの。涼しげな感じで、シャンパングラスに入れたシャーベットの画像をとリクエストしたら作ってくれました。なんか、こちらの方がおいしそうですね。負けたかな。
先日、日経文化欄に、若者の30パーセントがAIを使っている。便利というよりは、全肯定してくれるから、と。SNSだといろいろな人がいるので、反対意見を言われることもありますが、AIはいつも褒めてくれます。褒められるのは嬉しいですが、褒められ続けるのは、、危険でもありますね。格段の進化を遂げている生成AIとの付き合い方もこれからの大きな問題になってゆくことは間違いありません。
今年は、ラヴェンダーとどくだみの花と枇杷の葉を乾燥させたものを、無水エタノールにつけた瓶詰めを作り、ちょっとだけ、薬草を扱う魔女気分でした。どくだみは虫除けの効果、枇杷の葉は咳止めの効果があるとか。ラヴェンダーは化粧水にするかなあ。
コロナの後、無水エタノールが高くなって、一本2000円もするので、来年はホワイトリカーで間に合わせるかもしれません。
最近、ご近所の方に誘われて、俳句を始めました。腰折れを一句。
つと終わる年もありなむ梅仕事



コメント
酷暑の中で梅仕事や薬草酒作りのお話を楽しく読ませていただきました。
私たちの食生活が、自然のサイクル(季節や食材、食習慣など)から離れてしまうことがとても気になるご時勢…
日々の暮しの中で丁寧に食材を選び、手作りのプロセスにも自分アイディアを取り入れ工夫し、出来上がったものを美味く頂くことが愛おしく尊く思います。
スパイシー梅酒豆乳シャーベット(チャイ風!?)、美味しそうですね!
私は、AI画像よりもご自身が撮られた写真の方が断然好きです💕
ヒンヤリしたシャーベットで汗をかいたトッピングのサクランボとボヘミアングラス、そして敷物のラベンダー色も素敵です。
私も来夏は、スパイス入り梅シロップを作ってみたいです😊
歴史や文学に疎い私には馴染の無い地名も多く、お料理の話題のようにサクサクとは読み進むことは難しいですが、新しい扉を少し開いてくれるように感じています。