1 はじめに

はじめに
 
  昨年4月、covid-2019の大流行のため、突然オンライン授業となり、資料作成、配信に追われた1年半が終わり、今年は前期のみの担当だったので、7月で定年退職となりました。

 毎日毎日追われるようなハードな日々でしたが、その後に何もしなくてよい夏休みというのは体験したことがなく、時間の使い方がわからず途方にくれていました。

 そんなことで、まあブログでも始めようか、と。

 二子玉川のカルチャーセンターで読み進めている、尾崎雅嘉作『百人一首一夕話』の挿画の文章(特に百人一首歌人に関する挿画部分の文章は、本文と関わりをもたせながら、様々な和書や中国の歴史書をはじめとする文献などを引くという、かなりワープした〈いわば、っ飛んだ〉内容になっていることが多く、面白いのです。百人一首の歌や歌人を解説したサイトはたくさんありますので、基本的なところはそちらにまかせて、このブログはそこから少しスライドしたお話が中心になります。)を読みながら、出典と比較して考えてゆくということを核にする予定ですが、現在のところ(30程度の記事を書いた時点で)、そちらはあまり進まず、古典文学と旅についてのお話が中心になってしまっています。特に現在はコロナウィルス感染症の流行もあり、あまり旅もできませんので、以前に行った旅行の一部を関連させて載せることもあり、「時の扉」というタイトルのように、現在の時の扉を開けて過去への時間旅行をするような記事となることもあります。 

 テキストは架蔵本(つまり、手持ちのものです。廉価本なので、あまりきれいな画像ではありませんがご容赦下さい)を使います。

 よろしければ時々おつき合い下さい。



 2022年5月末から、『百人一首』の解説も始めることにしました。『百人一首』そのものについて知りたい方のために。もうたくさんそうしたサイトはあると思いますが、一応自分の心覚えも兼ねて書くことにしました。それから、ちょっと言い訳になりますが、『百人一首一夕話』には、挿画がない人もいて(たとえば「文屋康秀」とか)、そうした人を飛ばさないようにしたいという思いもあります。

(このブログの方針など)

 記事のタイトルには、通し番号がつけてあります。その後にもう一つ番号があるのは『百人一首』の歌番号です。番号で検索することができるのではないかと思って番号をつけました。

 ブログというのはホームページと違って、アットランダムに書いてゆくので、あまり体系的ではありません。
 せめて、ということで関係するものがある場合は、「関連記事」として、記事の下に載せることにしました。よろしかったら一緒に読んで下さい。
 下に********がないものは、まだこれから関連記事が追加される予定のものです。

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