40 最新運動会事情
最新運動会事情
久しぶりに制限のない運動会だからという案内をもらって、4日(土曜日)、小学生の孫の運動会を見に行きました。
競技は午前中のみで、全学年の徒競走とダンス、学年別リレーのみ、とてもシンプルなもので、玉入れだの借り物競争だの障害物競走だのはありません。
あらかじめシールをつけた人のみ入場できます。保護者(祖父母も可)は入退場自由で、立ち見のみ。
徒競走は、同じくらいの早さの子が走るという気配りがあって、一緒に走る子は、誰かが特に後れるということはありません。そして、どの学年のダンスも洗練された振り付けで、上手です!今は小学校の体育の学科のなかにダンスがあるのだ、とか。
見学者は、競技のたびに入れ替えとなります。係の子供たちが今度は5年生の競技ですという札を持って廻ると、その時最前列にいた人は、さっと場所を譲ってくれます。みな自分の子供の写真や動画を撮ればよいので、特に問題はないのです。
昔のように朝早くから場所取りをして、シートに座って一日中暑さを我慢するということもありませんし、小学生は給食が有るので、忙しい思いをして親がお弁当を作る必要もありません。
コロナ下を経て、いろいろな試行錯誤のもとに先生たちが頭をひねって考え出した新しい運動会は、なるほど無駄がなくて疲労感も少なく、働くお母さんにも負担が少ない見事な方法で、まさに隔世の感がありました。こうした流れを受けて、これからの運動会は変わってゆくのでしょうね。
でもちょっとだけ、席取りをしたレジャーシートに座って、隣の一家と歓談しながら、手作りのお弁当を食べた昔の運動会を懐かしく思い出したのでした。
マスクをしながら躍っている子もいます。
コメント
出場学年に合わせて父兄が撮影ポイントをササッと譲り合う様を想像すると、マスゲームみたいで素敵!
千葉の幼稚園の徒競走のグループ分けは身長順だそうです。これは昔の分け方ですね。
写真を拡大して未来の小説家はどの子だろうと眺めました。
身長順のグループ分けは、私自身も経験がありますから、かなりクラシックですね。
小説家志望の孫(長女)ではなくて、その弟の方(真ん中あたり)の写真です。こちらのいる位置からうまく撮れたというだけの理由なのですが。