61 新年おめでとうございます

 新年おめでとうございます

 昨年は、このブログをおたずね下さり、ご愛読下さいまして誠に有り難うございました。コメントを下さった方々も有り難うございます。

 遅々たる歩みですが、よろしければ本年もお付き合い下さいませ。

 今年の抱負といってもたいしたものはありませんが、これまでも単なる事柄の羅列に終わることなく、できるだけ一旦こちらのなかに取り込んで、少し考えてから、わかりやすいことばで語るように心がけてきたつもりですので、今年もそれを続けてゆきたいと思っています。

 また、昨年は思いがけぬ病気騒ぎで、『百人一首一夕話』の挿画解説がどこかにすっ飛んでしまいましたので、今年はできるだけ、そちらの方も充実させたいと思っていますので、どうぞ本年もご贔屓下さいますようお願い申し上げます。


 写真は、鏡餅、といっても石鹸(オリーブオイル100%)でできている小さなものです。ラベンダーとオレンジスィートのよい香りがします。鏡餅はあとの始末に困りますが、石鹸(台所用らしいです)ならば、溶けて流れてしまいますので、なかなかすぐれものだとおもいます(お世話になっている先生からの頂きものです。いつも高雅なセンスをお持ちの方で、感心させられます)。    

    お花は、いつもの自己流アレンジメント。アレンジメントは習った事がないのですが、オアシスに挿してあります。学生時代に生花を習っていたので、どうしても正面向きの生花風アレンジメントになります。 シクラメンを頂いたので、今年はお正月の花はそれでいいやと思っていたのですが、長男が、松と紫の葉牡丹と白のストック(写真のなかにあります)というこれ以上考えられないほどセンスのない花束(駅前のスーパーの店先にあったのでしょう。それでも病気をしてから、気を遣うようになったのか、初めてもらった花束)をよこしたのでした。花瓶に生けても、配色がどうにもならないので、仕方なく私もおそらくは同じスーパーの店先でガーベラを二束買って、庭のグリーンを添えて、適当に仕上げたものです。遅い正月のお花となりました。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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コメント

御輿 さんの投稿…
おめでとうございます。大きな鏡餅、先日TVで餅カビの危険性が報道されていて、また食品廃棄が増えるのかな、とちょっと暗い気分でしたが、石鹸とはアイディアですね。またお花のアレンジメントも素敵です。
今年は思いのほか松の内がゆっくり過ぎて行ったような気がします。3日以降、毎日少しずつ配達される年賀状、意外なことに、お正月になってから書いて下さったと思われる方に慌てて返信した枚数が、例年より多く、それとともに今年で新年の賀状を止めると宣言された方も昨年よりは少し増えたように思います。
一年一度のご挨拶、亡き父は「生存確認だよ。」と笑っていましたが、いくらネット社会で即時に繋がるとはいえ、郵便のゆったりした時間の流れを実感できるのは、若い世代ではないということでしょうか笑 そういえば、このブログのコメントも郵便なみのタイムラグがありますね。ラインだと既読を気にし、Eメールでは、送った相手に読まれたかしら?とやきもきする、現代社会は何とも気忙しいことですが、97歳になられた方から頂戴したお年賀状を前に、私も書ける限りは続けていきたい、と改めて思ったこのお正月でした。 
ご令息からのお花のプレゼント、何とほほえましいことでしょう。男の子の気遣いは、母親として眺めると、物足りないところだらけのような気がしますが、お正月の花を贈ろうと考えられたことが素敵です。自分の息子たちを見ても、母親はいつまでも強くはない、と思わない限り、自分からは出てこないような気がします。
中野 方子 さんの投稿…
御輿さん、

 いつもコメントありがとうございます。

 年賀状、うちも今年は足りなくなって、コンビニに買いに走ったら、裏を印刷したものしかなくて、
ようやく郵便局が開いた4日に無地のものをゲット、ものすごい速度で進むネット社会からみると、
近頃の郵便の遅配とも相まって、まったく別の時間が流れているような気がしました。

 このブログも、若い頃でしたら、猪突猛進で毎日更新などということもやったかもしれませんが、
本当に遅々たる歩みしかできません。たまに、前のものを見直して直すこともありますけれど、全体
として、まあ年相応の速度といったところでしょうか。

 年に一度の消息交換の場となっている年賀状は、やはりよいものですね。亡き父上様のおっしゃった
「存在証明」、素敵な言葉ですね。

 アレンジメント、庭のあり合わせの花や緑を使って、あまりお金をかけない主義なのですけれど、
冬はそうもゆきませんので、少しはお花を足します。お花は大好きなのですが、じきに枯れてしまう
ので、あまり贅沢はしないでいます。「散りぬれば後は芥になる花を…」(遍昭)といったところで。

 息子も娘も、おっしゃる通り、今のところは、なんだかんだいってもこちらを頼っているようで、
どうにもなりません。自分自身のことを考えても、父は長寿でしたが、母が54歳で早逝した時は、
全く心の準備ができておりませんでしたので、そんなものなのでしょうね。

 あれこれ雑駁なお返事となりましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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